「ちょっと疲れたな、なんか甘いものが食べたいな」という日の帰り道。わたしの頭の中には、じんわりやさしい甘さの「あんこ」が浮かんできます。
お餅にぽてっと山盛りにのせた、あんころ餅。生地からこぼれそうなくらい、たっぷり挟んだどらやき。こんがり焼いたトーストに、バターと一緒にのせるのもたまりません。
「あんこは、たっぷりがおいしい」
そんな気分に素直になって、少しだけ欲張りになる時間は、私にとって何よりの幸せなひとときです。
今日は、そんな「あんこが食べたい気分」に寄り添ってくれる、とっておきの楽しみ方をご紹介します。
読み終える頃には、きっとあなたも、あんこが食べたくて仕方がなくなっているはずです。
やっぱり、これが好き。パンにもお餅にも、たっぷりのあんこを
あんこといえば、やはり「あんバタートースト」は欠かせません。ふっくらとした食パン、あるいは噛みしめるほどに味わい深いハード系のパンやベーグル。その日のお気に入りのパンを用意して、あんことバターをのせる。
軽くトーストすると、熱でバターがじんわり溶けて、あんことバターがゆっくりと混ざり合う。ただそれだけなのに、そのひと口頬ばった瞬間の幸福感といったら…。
使っているのは、兵庫県丹波篠山市産の丹波大納言小豆でつくった、「丹波大納言小豆と竹炭塩ジャム」。ほのかに効いた竹炭塩が、小豆の甘さをやさしく引き立ててくれます。
もうひとつ、あんこのおいしさをシンプルに味わいたい日に食べたくなるのが、あんころ餅。
お餅は冬のもの、という気もしますが、私はお餅が好きなので、季節を問わず年中楽しんでいます。焼いてもおいしいですが、個人的には「茹でる」派。
やわらかく、つるんとしたお餅に、このジャムをぽてっとひと盛り。きなこをほんの少し添えると、あんこのおいしさがさらに深まります。
生地からはみでるほどに、たっぷりと。自分だけの「特製どら焼き」
定番のあんこもいいけれど、ときどき無性に恋しくなるのが、この「丹波黒大豆ジャム」。いちばんの魅力は、なんといっても丹波黒大豆の食感がほどよく残っていることです。
噛んだ瞬間にほくっとした食感があり、黒大豆特有の力強いコクと香ばしさが広がります。これは、粒あん派ならきっと惹かれるはず。
定番の食べ方もいいけれど、私のお気に入りは、自分で焼いたパンケーキやビスケットでつくる「自分流どら焼き」です。こんがり焼いた生地の上に、こぼれるほどたっぷりとあんこジャムをのせて。
お店で売っているようなキレイなかたちじゃなくていい。ちょっと不格好なぐらいが、おうちで楽しむにはちょうどいい気がします。
もう少し欲張りたい日は、ホイップクリームやアイス、ときにはクリームチーズを合わせることも。
ここでひとつだけ、大事なことをお伝えします。
この時間だけは、カロリーのことは少し横に置いておきましょう……。
おいしいものを「おいしい」とちゃんと楽しむには、きっとそれがいちばん大切です。
生地をぎゅっと重ねると、中からあんこやクリームが今にもこぼれそうになる。そのこぼれる寸前を、大きな口で頬ばる瞬間がたまりません。
お店では出会えない、自分だけのちょうどいい黄金比。
「今日は何を挟もうかな」と考える時間まで、なんだか愛おしく思えてきます。
これさえあれば。あんこが恋しい日の、お茶時間
何もやる気が起きないくらい、くたくたに疲れてしまう日もありますよね。そんな日に食べたくなるのが、土熊の「最中・あんこ・お茶」がひとつになったセットです。
最中は、見ているだけで癒されるかわいい熊のかたち。好きなだけあんこを挟んで、ぱくっと頬ばります。
北海道産のもち米を使った皮は、サクッと香ばしく、噛んだ瞬間にやさしい香りが広がります。中のあんこも北海道産の小豆を使っていて、ほっとするような甘さ。疲れた日の終わりに、ゆっくり味わいたくなるおいしさです。
セットのお茶は、ハッカ・ラベンダー・とうきび茶の3種類。その日の気分に合わせて選び、ゆっくりお湯を注ぐ。それだけで、慌ただしかった気持ちが少し落ち着きます。
「今日はもう、頑張れない」そんな日は、おいしいあんこと温かいお茶で、自分を甘やかしてあげるのも悪くありません。
「あ、いま、あんこが食べたいな」そんな気分の日は、自分の好きなように、のせたり、挟んだり…。次はどんな食べ方をしようかと考える時間まで、なんだか楽しみになりますね。
みなさんも、どうぞいいあんこ時間を。
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